そろそろ夏の便りの届くころ。
小満って、なに?
「立春」から数えると、八番目に巡ってくるのが、この「小満」です。
小満の意味って、なに?
小さく満たすと書いて、「しょうまん」と読みます。
「二十四節気」とは、古くは中国で生まれたもので、
この独特の言い回しも、その名残になります。
この小満とは、「満足」という意味合いより、
「安心」などという意味合いになります。
小満って、どんなとき?
「小満」のあらわす「小さい」「安心」とは、どういう理由なのでしょうか。
「小満」の季節というのは、
農作物にとって、ひとつの区切りでもあるのです。
秋に蒔いた種が実をつけるころにあたり、
田畑を耕して生活していた人々にとっては、
無事にこのころを迎えることができれば、
「一安心する」ころになるのです。
また、「小満」のころは
「気候が落ち着き、生命が成長し満ち満ちていく」時期ともいわれ、
草木が繁り、あらゆる生命が成長していくころ、ということで
そこから「小満」といわれるようになったともいわれます。
小満の期間って、いつ?
「小満」の期間は
5月20日〜6月4日です。